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ルドガーがモテない理由
1.にぶいだけ
「大丈夫ですか?」
「はっ…はい…」
「よかった。気を付けてくださいね」
「あっ!あの!お礼にお食事でもご一緒させてください」
「そんな。大したことはしてないんで気にしないでください」
「だめですか?」
「うーん。連れを待たせてるので」
「そうですか…」
「気持ちだけ受け取っておきます」

「モテるねえ、ルドガーくんは」
「は?」
「いや、こっちの話。あのお姉さんと一緒にいなくていいのか?食事にでも誘われたんじゃねえの」
「あぁ、でも断ったから」
「なんで!行ってくればいいじゃねえか。他のやつらには俺から伝えるぜ?」
「あれくらいのことでお礼もらうのは気がひけるんだよ」
「はぁ!?お前それ本気で言ってんのか」
「?」
「いや、もういいわ…」



2.女子だから
「じいさん、ルドガー知らねえ?」
「ルドガーさんならエルさんたちと買い物に行かれましたよ」
「あれ?あいつ買い出し当番だったか?」
「いえ、買い出しではなくて。どうやら新しく雑貨を取り扱うお店ができたらしく、レイアさんとエリーゼさんも一緒に様子を見に行ったみたいです」
「ふーん。そういえばルドガーってよく女性陣に紛れてるよな」
「言われてみれば、そうですね」
「羨ましいねえ」
「いえ、ですが、女性に囲まれているルドガーさんはモテているというよりも、紛れているような…」



3.ユリウスが兄だから
「ルドガーの学生時代ってどんなだったんだ?」
「ルドガーの?うーんそうだなー。あんまり今と変わんないかも」
「なんだよ。つまんねえな」
「つまんないってアルヴィン…、何を期待してたの」
「何ってそりゃあ、実は学校を牛耳ってたとか、学校1のモテ男だったとか」
「牛耳るって、ルドガーに限ってそれはないでしょ」
「牛耳ってはなかったけどモテてはいたなー」
「マジかよ!」
「本当に!?」
「うん。ルドガーって外見も悪くないし、優しいし、気さくだから男女ともに人気あったんだよ」
「の割にあいつ女性経験少ないよな…」
「仕方ないよー。ユリウスさんがお兄ちゃんだからね。クランスピア社のエージェントだと遠い存在だから別格なんだろうけど、同級生のお兄ちゃんってなると手の届く存在になっちゃうよね」
「ってことは」
「ユリウスが兄だと分かったとたん、みんなユリウスに乗り換える、と」
「そうそう!だから最近のうちだけだったなあ」
「なんか、可哀想」
「強く生きろよ、ルドガー」


4.好物件すぎて気がひける
「ルドガーってかっこいいよね」
「かっこよすぎて惚れちゃいそう~」
「ティっティポ!」
「おいおい、お嬢さん方。こんないい男を前にしてそんなこと言っちゃう?」
「アルヴィンはかっこよくないです」
「冷たいねえ」
「しょうがないよ、アルヴィンとルドガーだったら月とスッポンくらいの違いがあるもん!」
「スッポンアルヴィン~」
「お前らな…。まあいいけどな。で、レイアもエリーゼ姫もルドガーみたいなのがタイプなわけ?付き合いたいとでも思うの?」
「違うよお!かっこいいとは思うけど」
「それ以上に思うことはありません、ね」
「付き合うのはイヤ~!」
「全否定かよ…。男として同情するわ…」
「いや、ルドガーがダメとかそういうわけじゃないんだよ!?」
「ルドガーほどの好物件がダメってオタクら、どんだけ理想が高いの…」
「私たちの理想が高いんじゃなくて」
「ルドガーが好物件すぎるんです」
「は?」
「だってルドガーって私たちより料理上手でしょ」
「あぁ、あいつ以上の腕はなかなかいないな」
「今をときめくクランスピア社のエージェントですし」
「借金背負ってるけどな」
「性格もいいし」
「面倒見もいいですし」
「気も聞くし」
「嘘付かないしー」
「逆に聞くけどルドガーの悪いところって何!」
「いや、そりゃあ、お人好しすぎるところじゃねえの」
「私たちも人のこと言えないよ」
「それもそう、だな」
「とにかく、ルドガーは良いとことが多すぎて隣に並ぶのはちょっと」
「自信なくすよね…」
「ハイスペックすぎるのも考えものだな」
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