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※クラT【くらてぃー】 クラスTシャツの略。
※クラスTシャツ【くらすてぃーしゃつ】 高校でクラスを表すTシャツ。文化祭や球技大会、体育祭などの行事で着る。それ以外ではあまり見かけない。大概は担任ネタとクラスメンバーの名前でできている。クラスメンバーはファーストネームだったりあだ名だったりとクラスによって違う。クラスによって、大分デザインに幅がある。【類】クラスポロ


「はーい、じゃあクラTならぬ、デュラTつくるから意見ある人は挙手ー!」
「なんだ、その…クラT?ってやつは…」
「それは注釈を読んでねー。はい次!」
「デザインはどうすんの?」
「誰か絵心ある人いる?」
「…」
「じゃあデザインは追々!」
「Tシャツの色は?」
「なんか希望ある?」
「黒でしょ」
「ピンク!」
「白」
「ここは黄色だろ!」
「ははは。じゃあこれも追々ー。じゃあ次ー」
「メンバーの名前とか入れるんですか?」
「どうする?」
「折角だからいれようぜ」
「じゃあそういうことで。ならファーストネームにする?あだ名にする?」
【やっぱここはあだ名がいいんじゃないか?】
「セルティが言うならそうだね!」
【それでいいのか…】
「じゃあまずー…」
「帝人君は創始者か霧ヶ峰でしょ?」
「正臣は将軍か…ヒモ?」
「臨也はノミ虫かうざやだよね」
【静雄はー…自動喧嘩人形、池袋最強、静ちゃんあたりか?】
やいのやいの
「じゃああだ名はこんなとこかな」
「そうだな」
「じゃあいよいよデザインだね!絵心に自信ある人がいないみたいだし、ざっくりいこうか」
「表は普通にデュラララ!!でいいんじゃないか?」
「文字だけだとつまんないからセルティ入れてOPのタイトル風にすれば?」
「セルティさんのヘルメットをワンポイントにするっていうのもありじゃないですか?」
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「大丈夫か帝人!」
「えっと、はい…」
「無事そうで安心した」
『迎えてくれるのは嬉しいが、病人なんだから無理して出てこなくても』
「そうだな。わざわざすまねえな」(お姫様だっこ)
「あ、あ、あの、これ、は…!」

「何か急ぎのようでもあったんですか?」
『帝人が病気だと聞いたらいてもたってもいられなくて』
「俺はセルティに連絡もらって着いてきたんだ」

初小説がいきなりマニアックですが・・・

+アステルさんとリヒタがラタトスクの間に来たところ
+エミルとラタトスクは分かれてます(基本設定で詳細)
+タイトルどおりアステルさん死にません
+ぐだぐだです

上記で無理だ!と思うものがありましたらブラウザバック、またはウィンドを閉じてお戻りください。
どんなものでも読むよ!なんて方がいましたら続きよりどうぞ。


多分オールキャラでほのぼのです。


エミルは黒くないはずなのに若干黒さがにじんでます。



 異常気象の原因を調べているうちにマナと魔物に関係があることがわかり、その魔物を統べているラタトスクと話をしようという発案の基、俺とアステルは水の神殿で出会ったセンチュリオン・アクアにギンヌンガ・ガップまで案内してもらっていた。いつもながらに奇抜なのはいいが周りを巻き込まないようにしてほしいものだと思う。それでも断りもせずについてくる自分も自分だが、と溜息をつきながら歩いている。このあたりには本来は魔物が多くいるはずなのだが、なぜか先ほどから遠巻きにこちらを見ているだけで何もしてこない魔物たちにリヒターは疑問を抱えつつもどんどん奥へと進んでいく。戦わなくていいのはありがたいがそれにしても異常だろう。いくらアクアがいるから近づいてこないといってもアクアは水属性の魔物としか縁を結んでいないはずだ。他の属性が近寄ってこないはずは無い。

 隣にいるアステルは何がそこまで楽しいのかはわからないが鼻歌を歌いながら足を進めていく。魔物に囲まれても物怖じしないのは研究での慣れと本人の性格なのかもしれないが(きっと後者が大半に違いない)それにしても鼻歌を歌っているのはのんきに見えて仕方がない。万が一襲ってきたらどうするつもりなんだろうか。しかし、その様子を見て周りにいる魔物が脅えているように見えるのは俺の錯覚か?確かにサイバックの研究院にいた頃も周りの人はアステルを見るたび何かに脅え、近寄ってくるのは俺とリリーナぐらいだったがそれでも魔物が近寄らないというのはいったいどういうことだ。
こいつには一定の生物以外を近寄らせない何かがあるのかもしれない。だとすればその一定とは何か・・・と考えを巡らせながら歩いていると前を歩いてたアステルが急に止まり、俺はそれにぶつかってしまった。

「おい、アステル、いきなり止まるな。」

「ごめんごめん。でもリヒターがぶつかるなんて珍しいね。」

「少し考え事を、な。」

本人を前にして考えていたことを口に出すわけにもいかず濁しながらも返事をする。

「ふーん?あ、そうだ一番奥に着いたみたいだよ。」

「大丈夫ですか?リヒター様」

「大丈夫だ。」

アクアに声をかけられ顔を上げるとよく分からないがたくさんの水晶のようなものがついたものがある。きっとこれがラタトスクがいる場所なのだろう。とすればきっとその奥が魔界ニブルヘイムに繋がる扉か・・・。少し考えた後アステルの横に並ぶ。

「あなたが大樹カーラーンの精霊ラタトスクですね。」

(中略)

(ビーム打とうとしたところ)

「危ないっ」
間に合わないかとおもいながらもアステルをかばおうとしたとき

「ストオオオオオオップ!」

いきなり大声が聞こえたと思ったらラタトスクの攻撃は消えていた。あの攻撃をを無効化したものに俺もアステルも驚きで目を見開きながら声が聞こえたはずのラタトスクがいる方向をみつめる。だが、あのあたりにはラタトスクしかいないはずだ。だとするとセンチュリオンか?

「ちょっとラタトスク何してるの!いきなり来たヒトを襲うなんて危ないでしょ!最近起きたばっかりだしヒト嫌いとか言ってるうえに色々あるんだとは分かってるけど八つ当たりしないのっ。っていうか前にも言ったでしょ!?」

「ちっうるせーなー。別に殺そうとしてなかったんだからいいだろ。」

「絶対殺そうとしてたでしょ。もういいよ、ラタトスクなんて知らないから。えっと、ラタトスクがすいませんでした。それで用件は・・・」

「は?ちょっ、おい待てよ!」

「黙ってて。」

声をかけられてからようやく意識をこちらへと戻した俺たちだったがいまいち現状がつかめず何から聞くべきか迷っていたが数秒もしないうちにアステルはまた口を開いた。

「今この世界で起きている異常気象を抑えてもらおうと思って・・・。ラタトスクと関係があるようだったので。でも、その前にあなたが誰なのかを教えてくれるとありがたいです。」

本筋を変えず、なおかつ自分の聞きたいことまで聞こうとするちゃっかりとしたアステルを横目に見ながらも自分も知りたいと思っていたことに対して引けというわけにもいかず俺も返答を待った。

「僕は・・・えっと・・・突然変異?分裂?ラタトスクがこの世界に来たときはいなかったんですけど、それからしばらくして、なんか気付いたら生まれてた・・・のかな?でもラタトスクとしての力もそんなに持ってるわけじゃないからラタトスクではないとはおもうんですけど・・・なんだろう?不甲斐無くてすいません・・・」

聞かれても困る。そう思っていたらまた聞いたことのない声が聞こえてきた。今度こそセンチュリオンなんだろう。

「あなたはラタトスク様の一部です。それが何故か自我を持ちしゃべっているのですよ。ですから一応ラタトスク、と言っても間違いではありませんが・・・」

「ちょっと陰険ジジブラエ!この方とラタトスク様を一緒にするなんて失礼でしょ!ラタトスク様とは全然違うんだからっ」

よく分からない言い争い(一方的にアクアが怒っているようにしか思えない)を聞いていたが結局のところ根本的な解決はせずむしろ混乱するばかりだった。

「で、結局いったいなんなんだ・・・」

「ラタトスクの一部、でいいんじゃないかな。」

「うーんと、それで、いいと思います。」

「そっか。じゃあ名前はあるの?」

順応能力の高いらしいアステルはまたも質問をしつづける。

「ない・・・ですね。ラタトスクからはおいとかお前って呼ばれるから。」

「お前らどこの熟年夫婦だ・・・」

「あはは。いいじゃないリヒター。名前無いんだったら僕がつけてもいいかな。」

「はい。好きに呼んでください。」

「じゃあエミルで。」

「意味は・・・あるんですか・・・?」

「特に無いなぁ。あえていうなら最初に思い浮かんだのがエミリーだったけど女性名だからちょっと変えてみた、って感じかな?」

「ぇえ!?」

そんなこんなしているうちにアステルとエミルは打ち解けていっているようだった。
会話を全部聞いていたわけではないが他愛もない会話ばかりのようでここに来た目的はすっかり忘れ去られているようだったがラタトスクやセンチュリオン2匹を交えすっかり仲良くなっているようだ。

「ねぇ、エミルって実態は無いの?マナの塊みたいなもの?」

精霊に実態を求めるというのも変な話だがセンチュリオンにも姿があるのだしそこまで変でもないのだろうか。

「うーんと・・・実態は作ろうと思えばつくれると思うんだけど・・・できる?ラタトスク」

「黙ってろって言ってたわりに自分に出来ないことは俺に頼るのか。調子いいなお前・・・」

「で、できるの?できないの?」

「・・・できることにはできるけど姿を考えるのがめんどくせぇ。」

ラタトスクもエミルには逆らえないのか渋々といった感じで口を開いていた。

「なら僕かリヒターの姿をつかえばいいんじゃない?ちゃんと顔見て話したいし!姿がないと一人でしゃべってるみたいでなんか変な感じするんだよね。 ね!いい案だと思わないリヒター!」

「好きにすればいい・・・」

自分はともかく、俺を引き合いに出すのはいかがなものかと思ったが、こういい始めたアステルに何を言っても無駄だ。諦めるしかないだろう。

「ん、じゃあちょっとまってろ実態作るから。」

ラタトスクがそういってから数分すると目の前にはアステルの顔をした少年が二人ならんでいた。アステルは終始楽しみに目を輝かせていたが二人が現れると叫びながら二人の内、緑の目をした気の弱そうな方の少年に抱きついた。きっとそちらがエミルなのだろう。ラタトスクはエミルが抱き疲れているのに不満そうだが横から見るだけで抑えている。さっき怒られたのがまだ効いているのかも知れない。

「うううううやっぱり実態があるほうがいいなぁ!それにしてもすごいねこの再現力!やっぱりあざもあるのかな?」

そういうなりいきなりエミルの服の首元を緩め自身にある小さな星型のあざを探そうとしていたがさすがにまずいだろうと思い剥がしてやる。エミルは顔を真っ赤にして首元を隠していた。エミルの後ろにいたアクアは顔を赤くしたエミル様もかわいいなんて言っていたが助ける気は無いのだろうか。

「もうちょっと抑えろアステル・・・エミルが困ってるぞ。」

「ごめんね。気になったことは調べないと気がすまない性分なもんで・・・あはは
 あっそういえばなんで二人とも僕の姿なの?別にリヒターでもよかったのに。」

「はっあんな野郎の顔してたくねぇよ。あいつの顔のエミルも見たくないしな。ぜってぇ似合わねぇ。」

ラタトスクの言葉がツボにはまったのかアステルは腹を抱えて笑い出している。人のことをどう思っているのか。失礼にもほどがあるとは思うがアステルだし仕方ないだろう。
その横で悔しそうな、不満そうな顔をしているエミルはいったいなんなのか・・・。

「はぁ・・・、それよりアステル、いいのか?ここに来た当初の目的を忘れてるだろう。」

そろそろここにいるのにもつかれた俺はここからでられるようアステルに最初の目的を思い出させてやる。いったいなんのためにここに来たと思っているのか。

「あ、そういえばそうだね、忘れてた。じゃあえっとマナのバランスを整えて欲しいんだけど・・・」

「さっき全員孵化させたからもう少ししたら整うだろう。俺もまだ目覚めたばかりでほとんど力は無いが眠ってるよりかはましだ。」

「そっか。じゃあもう心配しなくていいんだね。よかったー。」

「アステル、もう大丈夫なようだしそろそろ帰るか?」

そろそろ帰らないとリリーナも心配するだろう。まさかここまで長居するつもりはなかったしな。

「うん、そうだね。あ、そうだ。エミルも一緒にこない?そんなにラタトスクの力は無いって言ってたしここから離れても大丈夫なんじゃないかな。僕もっとエミルと話したいし。」

「えっ、でも邪魔じゃないですか・・・?住むところも無いし・・・」

「大丈夫大丈夫どうせ僕はリヒターと二人暮しだから。」

二人暮しだという割には俺の意見を聞かないあたりがアステルだがきっと俺が断らないと予想をつけているのだろう。

「ちょっと待て。エミルが行くんなら俺も行くぞ。」

「ラタトスクが封印から離れてても大丈夫なの?」

「平気だ。で、どうする。エミルが行くなら俺もセットになるぜ。」

「いいと思うよ。ねーリヒター。」

なにやらまた勝手に着々と決まっていっている。

「はぁ・・・どうせ拒否しても連れてくるんだろう?だが今の家ではいくらなんでも狭いに決まっているだろう・・・。2人もくるならもう少し広い方がいいな・・・。そこまで金を使ってきたわけじゃないからまぁ引越しをするにもなんとかなるか?」

「やった!リヒターなんだかんだ言いながらもちゃんと考えてくれてるよね。」

「そりゃもうお前とは長い付き合いだからな。振り回されるのにもなれたさ。」

「あっ失礼な!僕だってちゃんと考えて行動してるんだよ!」

「ほらもういいから帰るぞ。早くしないとあの狭い家で当分4人暮らしすることになるしな。それに最近は研究室にこもりっぱなしですごいことになっているはずだぞ。」

さっさと帰ろうと来た道を戻ろうとしたとき後ろから声をかけられた。

「リヒター様!エミル様とラタトスク様が行くなら私も連れて行ってください!」

「なら私も・・・」

「ジジブラエは来なくていいわよ!」

自分も連れて行けと主張するセンチュリオンどもに、こいつもか・・・と思いながらも一番不安であるマナの調整については聞いておくと声をそろえながら大丈夫だと返された。結構この2匹息が合うんじゃないだろうか・・・

「それに普段からずっと実態でいるわけじゃないですから・・・!」

「いいんじゃない?リヒター。別に僕は構わないし。どうせなら大きい家買えばいいし。」

「しょうがないな。俺はマナの調整をするならまぁいいが・・・」

そういうとアクアは目を輝かせていた。一緒に住んで楽しいこともないだろうに。

「じゃあさっそくサイバックに戻って引越しの準備しながら新居でも探そうか。」

アステルはエミルとラタトスクの手を引きながら来しなと同じように鼻歌を歌いながらさっさとと来た道を戻り始めていた。その後をセンチュリオンが追い、最後に俺が付いていく。アステル一人でも大変だったというのに俺の苦労はもっと増えそうな、けれどもとても充実した日々が始まる、そんな気がした。

---あとがき---

エミルとラタ様とアステルとリヒタとアクアとテネブの6人ぐらしの始まり。
そのうちアリスとデクスとかも混じってすごいことになるといいとおもいます。
あ・・・テネブが名乗ってない・・・
アクアとテネブとリヒタがまったくしゃべらないからだ・・・!
それにしてもアス→エミ←ラタ+リヒタ・アクア・テネブに見えるけど一応エミル総受け予定!
テネブはいまはラタ様一筋、徐々にエミルに絆される・・・かもしれない。
リヒタも徐々にエミルの虜(?)になるとおもいます
不満そうな顔についてはこの時点でエミルはリヒタのことをかっこいいとおもってますので、どうせならリヒターの顔のほうがよかったなーなんて思ってるの・・・かなぁ?
氷日になったらいいなぁパラレル。
とりあえず氷さんのことをイースで表記する予定です。
フルネームは考えれないのでイースのみだと思います。苦しいけど仕方がない。

※92、gun、世界に存在するモロモロと一切関係ありません。



ひとまず仕事も一段落し凝り固まった体をほぐしていると、そこかしこからパキパキという音がした。
「なんだかいつもより凝っているみたいですねぇ…。」
ほっと一息つくように独り言をつぶやくと意識していなかった分の疲れがまとめてくるように体が重くなった。
しかしいつもパソコンに向かい文章を打ち込んでいると気付かないうちに時間が過ぎている。きっと今回も気付いていないだけで長時間座っていたのだろうと思いなおした。それしてもやけにお腹がすいているような気がして時計を見ると、昨晩始めたはずだったのにいつしか外は明るくなりはじめていた。
またご飯を食べるのを忘れてしまいましたねぇ、と苦笑いがこぼれる。自分は気にしなくても兄弟に知られたらまたとやかく言われるんだろうと複雑な気分だ。そろそろ何か食べようかと冷蔵庫の中身を考える。しかし仕事が溜まっていたこともあり栄養ドリンクしか買っていなかったことを思い出す。
今日は天気もよくなりそうだしそれならば、と腰を上げ準備をする。
外は薄暗かったがコンビニくらいなら開いているだろう。そのままどこかのベンチで食べるのもいいなぁと思いながら懐にサイフと非常用の携帯電話だけしまいこみ、外へと出た。
ここ数日外にでていなかったからか、外の空気がおいしいなぁ。なんて思い部屋の扉の前でボーっとしていると、ビルの隙間から太陽が顔を覗かせ、部屋の前から見える草木についた朝露はキラキラ輝いていた。
おなかをすかせていることも忘れて朝日を眺めているとガチャリと音がする。
音のした方を見てみると隣の部屋のドアが開いていて、中から見たこともない綺麗な銀髪をした青年が出てくるところだった。
「おはよう。」
「え、あっ・・・おはよう、ござい、ます?」
つい返事をしてしまったが一体誰なのだろうか。人のことを言える立場でもないがこんな時間に外に出てくるなんて。それにしても綺麗な人だなぁ。と失礼かもしれないと分かりながらも視線を外すことができない。ただでさえ綺麗なのに朝日の輝きもあり本当に輝いているように見える。相手は黙って見つめているこちらを怪訝そうな顔をして伺っていた。それもそうか、と心の中でくすくすわらっているとその場にきゅうと間抜けな音が響いた。
その音が自分のお腹から聞こえてきたと理解するのに時間はかからなかった。
「うわああああすいません!お恥ずかしい!忘れてください!!!」
何を言っているのか分からないくらいパニックになっていたがそれよりも恥ずかしさが勝ってしまい落ち着くことすらできなかった。もう早くこの場を去ろうと相手に背を向け駆け出そうとしたときだった。
「ちょっと、」
いきなり手首をつかまれ体勢を崩してしまった。衝撃に備えぎゅっと目をつぶったが、思ったほどの衝撃はなく冷たい床にぶつかったにしては温かかい。不思議に思いおそるおそる目を開けてみるとそれもそのはず、彼が下敷きになってかばってくれていた。。
綺麗だとは思ってましたが、近くで見るとますます綺麗ですねぇ。なんて場違いなことが頭をよぎったが、彼の大丈夫?という声にはっとした。
こ、これじゃあ私が押し倒してるみたいじゃないですか・・・!
そう思い飛び起きると共に他の部屋の住人への迷惑も考えず叫ぶように謝っていた。
「ごっ・・・ごめんなさい!ごめんなさい!」
彼は急に手を掴んだ俺が悪かったからと気にしないよういってくれたが、それではこちらの気がすまない。
どうしようどうしようとまたパニックに陥っていると今度は優しく包み込むように手を握られた。何が起こっているのか頭が追いつかないまま彼は手を引いたまま自分の部屋へと入っていく。
まってくださいという声は聞いてくれず、なら力ずくならどうだと思って振りほどいてみても細いように見えて力があるようでほどけない。
そんなこんなをしているうちに部屋に入ってしまいリビングらしき部屋につくと座ってて、とソファーに座らされてしまった。彼は私を座らせるなり奥で何かをしているようだ。
今なら逃げることも出来ると思い立ってみたがそれはあんまりだろうとおもいソファーに座りなおした。
「ああああ、もう、何やってんですか私・・・。」
うつむきながら溜息を吐いてみた。しかしいつまでも落ち込んでいても仕方がないだろうと顔を上げてみるとシンプルだがどこかおしゃれな部屋が目にはいった。目の前にある机も座っているソファーもよく見ると凝っている。全体的に寒色、というか鮮やかさのない部屋で彼らしいなぁ、とあってまだ間もないはずなのにも関わらず彼のイメージが固まりつつあるようだった。
それにしてもいい家具ですと部屋の中を見つめているとカチャカチャという音と共に彼が奥から戻ってくる。
持っていたお盆が机に置かれ、お茶かなと覗いてみるとおいしそうなスープとパンが乗っていた。
「えっと、これは・・・」
「食べて。おなか、すいてるんでしょ?」
少し首をかしげながら聞いてくる姿は実にかわいらしい。かわいらしいのだ。しかし、さきほどのことをいわれていると思うと赤面していることが容易に想像できるほど顔が熱い。
食べないの?と言われてしまえば断れない。そろそろと手を合わせいただきます、と言うと彼は少し微笑んだ。あからさまに微笑んだわけではなかったのでそんな気がしただけかもしれないが。
美味しそうに湯気を立てるスープに手を伸ばしスプーンで一口すくって飲んでみた。
「・・・!おっおいしいです!」
「そう、よかった。」
先ほどのようなわかりづらい笑みではなく、ほっとしたような笑みについ見とれてしまう。
それにつられてか彼もじっと見てくるのが恥ずかしくて今度はパンに手を伸ばす。パンも程よい暖め加減でつい頬が綻ぶ。隣にちょこんと置いてあったジャムもまた絶品で、つい手が伸びてしまう。食べ物で幸せになれるなんて現金だなぁと思わなくもないが幸せなんだからそれでいいか、と自己完結してしまうと残ったスープとパンと食べていく。
おなかがすいていたこともあり、多めにあったスープもパンもだんだん減ってきた。食べて大分おなかも落ち着いてきたのか次々と伸びていた手も動きがゆっくりになってきていた。
一通り食べ終わりごちそうさまでした、と幸せを噛み締めていると正面からオソマツサマデシタ、だっけ?と声をかけられた。食べることで一杯一杯だったのか彼の存在を忘れていた。彼の前にも自分と同じ食器が並べられていることから食べていたんだろうと予測は出来たがその間の記憶がまったくない。
「す、すみませんでした。」
「何が?」
「初対面にもかかわらず、転びかけたところを助けていただいたり、こんな素敵な朝食をいただいてしまったり・・・・」
今さら罪悪感が押し寄せてきて言葉も尻すぼみになっている。
「俺が勝手にしたことだから気にしないで。それに、謝られるよりお礼の方がうれしいんだけど?」
「え、すみま・・・っと、あ、ありがとうございました。」
そういうとふわりと彼が微笑んだ。
「あ、そういえばお前は?」
忘れていたけど聞いてなかったなぁと思い出し聞いてみる。
「イース。昨日から引っ越してきた。」
「あぁ、それで。道理で知らないはずです。・・・イースさん、ですか。いいお名前ですね。」
「そっちは?」
「これは失礼しました。隣に住んでおります本田 菊と申します。よろしくお願いしますね。」
「こちらこそ。」

これが、私と彼の初対面だった。




強制終了


おまけ
「ところでなんであんなにおなかすかせてたの。」
「えっ、と、ですねぇ・・・・」
「目逸らさないの。」
「・・・・ここ一週間ろくに食べてませんでした・・・。」
「はぁ・・・!?・・・意味わかんない。」
「あはははははははは(苦笑」
「よし、じゃあこれから一緒にご飯食べようか。」
「ええええええええええええええ」
「じゃあさっそく昼ごはんの準備でもしよっか。」
「いや、ちょ、え、私に拒否権はないんですか!?」

とりあえずおまけのやりとりが書きたかっただけのパラレル。
おまけが本編とはこれいかに。しかも設定がもっとあったのに活かせてない・・・!
世話やかれる本田さんかわいいなぁと思ったのが全ての元凶。



イース
菊のお隣さん。越してきた日に締め切り明けの菊と遭遇し、それからなんやかんやで仲良しに。締め切りが近くなってきたら菊にご飯食べさせにいく。
菊には言ってないけど有名なイラストレーターだったりする。センスがいい(おされ的な意味で)ので絵を描かないようなデザインにも定評があり実は菊の本の表紙も手がけたことがある(2人とも気付かない)。基本は絵本のようなかわいい絵。本人曰わく、「実際紙にのるまではっきり色が分かんないとこが好き」とのことからアナログ派。特に水彩がお気に入り。でもデジタルもいけたりする。
口癖は「意味分かんない」。
菊が作家なのは知ってる。でもペンネームまでは知らない。実はファンだったりする。
*デュラで無題ドキュメント(祖国、親善大使ポジは帝人がいい!)
 (さらに言うなら全部糸切れちゃったときに一本くらい外に続いてると尚私がたぎる!)

*臨也で山田(先生が帝人で石黒先生?は正臣で、黒子は波江さんで、野球少年は静雄!・・・ヒロインだれよ笑)

*つなぎつなぎつなぎつなぎつなぎはすはす!
 ペンキで好き勝手アレンジしてるのがまたたまらん!
 腰かそれよりちょっと下に文字書いてる人もいれば裾に無駄に凝って名前書いてる人もいたり
 ペンキで手形ベタベタつけたりはぁはぁ
 だれかみんなにつなぎ着せるといいとおもう・・・!
 帝人はきっちり着ると思う。正臣はパーカーの上に着ると思う。パーカー+つなぎもおいしいです。
 うざやは・・・無限の可能性に胸膨らませておこう。
 平和島兄弟はYシャツ着て、つなぎだぼっと穿いて腰に袖くくりつけてたらいいな!
 あ、いや、上は長袖+半袖Tシャツでもいい!とりま腰に巻いといてほしい^p^
 おそろいの色違いTシャツ着てても着こなしが違うのにも萌える!
 あとパーカーに惚れ直しました。なんであんなに応用できるんですかね!
 他にも高校生男子が尻ポケットにサイフつっこんでたりとか腰あたりに鍵チャラチャラさせてたりするの萌える。
 これは臨也だな。

*普段ローテンションな人の変化がすごい楽しい。実はすごいお人らしいってのもいいなあ。
 お菓子もらって嬉しそうだったのに萌えたとかそんなことないんだから・・・!

*静ちゃんの食生活の乱れを見かねて帝人がご飯作ってあげるってネタはおいしいと思うんですけど、
 むしろ帝人が結構雑な食生活おくってたら自分的においしいんじゃないかと思いました。
 帝人に限ってそんなことないよってネタですけどね。妄想だからなんでもありです。

*「そうやって笑いながら俺のこと嫌うんやろ!」
 あ、これ正帝のネタで使えるかもしれn(ry

*世界で一番~ネタ
 臨也と甘楽が双子(雪女と人間のハーフ)で
 男になったり女になったりする帝人の婚約者で
 壮絶な兄妹喧嘩を繰り広げた末
 臨也が勝って、結婚式だのなんだのをするんじゃないかというアレなんだけど、
 要は臨也と甘楽の兄妹喧嘩見たいってだけの話
 ・・・どっちかってーと臨正のがしっくりくる罠

*帝人会長で来神組が役員の生徒会とかおいしいんじゃね。
 帝人は別にやりたかったわけじゃない(むしろやりたくなかった)けど
 問題児の戦争コンビとか止めれるのはお前しかいない、みたいな感じで先生方に頼み込まれて、
 断ってたけど、一緒に仕事できるなら~みたいな感じで臨也もグルになって気づいたら就任決まってるみたいな。
 一度引き受けたからにはまじめにやる帝人と、ちょっかいかける臨也と、
 臨也さえ関わらなければ仕事してくれる静ちゃんと結構働いてくれる新羅と
 実は一番働いてるかもしれないドタチンみたいな感じで。
 青葉はよく遊びにきそう^p^
 正臣は遊びには来るけど仕事は手伝わない。杏里はきっと役員になってる。みたいなうんちょっと自重する。

*とりあえず名前珍しいと覚えてもらいやすくて、呼んでもらえて、すごくいいなあって思ったので、
 それを、なんか、形にしたい!
 一方的に好意を持ってる人に名前呼んでもらうってときめくと思います。
 あとは複数人いるときとかに呼んでもらうのとかもときめきます。
 たとえそれがほかの人の名前わからなかったのだとしても、いいですよね。
 むしろ覚えられてるってことに喜びを感じます。自分乙。

 呼んでみただけっていうのも、破壊力半端なかったです・・・!
 なんか、存在認めてもらえてるみたいで嬉しいね・・・ぶわっ
 ネガティブ入ってるのは仕様^^

*幽♀帝♂ってありかなぁ
 押せ押せな幽ちゃん良いと思うんだよね
 グラマラスな体でさりげなく誘惑とか
 自分死ねばいい\^Ο^/

*「下の名前は彼氏・彼女にしか呼ばれたくないやつは言えよー。俺がなってやるから」
 「紀田先生、まさかのバイ発言ですか」
 「いや、女の子限定」
 みたいな紀田先生とかどうだろう。

*写真といえば正臣って写るの好きそうですね。
 帝人は撮る方が好きそう。風景とか、ほんとに何気ない日常のひとコマとか。
 シズちゃんはあんまり写真に興味無さそうだ。

*「明日から機嫌悪いから」
 「「「??」」」
 「妻(ちゃんづけ)が今日からおらんくてさ(´・ω・`)
 俺、妻(ちゃんづけ)がおらんかったら寝不足になるんや」

*父 セルティ
母 新羅
息子 帝人 な親子パロとか
(うざやがちょっかいかけにきてセルティと戦うフラグ)

*かすかみか
代理マネージャー

*W.O.R.K.I.N.G!!のたかなしポジをみかどにして戦争サンド。
幼少期に女装させられてて正臣の初恋で未だに偶にネタにされてて、それを臨也に知られてとかそんなんでもおいしいんじゃないか。

*住宅街に近いこじんまりとした花屋のオーナー(全部一人でやってる)帝人と
 その隣のレストランとかなんかそんなお店に勤める来神+α
 っていうあれで。
 近所にそんな感じの場所があるんですけど、本当かわいいんですよねはぁはぁ^///^

 別に一緒に建てたわけじゃなく、なんか気づいたら2つお店できてた。っていう感じ。
 内装はオシャレで店としてもいいんだけど立地条件とかから、結構隠れ家的存在になってるとかならなお好み。(←

 レストラン内に飾る用のお花は絶対隣から買う。
 花を受け取りに行くときはジャンケン大会。
 帝人が遅くまで仕事してるのを見かけたら、あわよくば!みたいな感じで送ろうとする。
 たまに餌付け。試作品とか、なんだかんだ行って連れてきたりとか。

 正臣と杏里はたまに遊びに来る客。
 青葉は花屋のアルバイト。(途中から一人じゃやっぱりたいへんだから~ってことで雇った)
 幽は静ちゃんに会いにレストラン来たときに花屋見てそっから交流深める
 ろっちーは女の子に花買いに来てそっから仲良くなる。

*臨帝で甘甘な創作するならお題は/①試行錯誤のデートプラン/②好きな人の好きなトコ10個(Not全部)/③心が満たされた気がした です
①イザヤががんばってプランをたてるけどなんかえええっていうあれ
②帝人がイザヤを好きな理由
10個もなさそう!
③イザヤの心は人間観察以外で満たされるのか


*静雄さんを背もたれにしながらネットしてたらいいなあ
人間背もたれの図は可愛らしくていいですよね

*向こうでは知り合いの所に泊めてもらってたので
最寄駅までは送迎してくれるしご飯作ってくれるし至れり尽せり
おかげで食費が浮くから外食は優雅に食べてやりました

あと全く行く予定なかったんですけど下北沢にも連れてってもらうわ
ご飯作る買い出しの時に雨降ってて相合傘で買い出し行くわ
(折りたたみ傘ちゃんと持ってたのに当たり前のように傘一本てどういうこと)
不覚にも・・・ときめきましたよ・・・

いつかネタにして やるんだ ・・・
相手がタバコ吸う人なんで静帝がいいです・・・←

上にも書いたように山も落ちも意味もないおうちデートな静帝書きたいんですけど
電波なナンパをする臨帝も書きたいです
警戒心の薄い帝人に言葉巧みに近づいていくんだけど
最終的に「この人電波だー!助けて正臣!!!!」って思われるようなそんな話

*きみの全てを分かりたいから 幽帝
本当の君は美しくて強いんだ 正帝

*顔が見えないからメール又はチャットでちょっと素直になる帝人。
不意打ち口説きメール
意味の分からない写メ

*「帝人君なんて嫌いだ」
「そうですか、嬉しいです」

*静ちゃんが仕事でデートドタキャンして平気そうに取り繕うわりに凹む帝人。
遊ぶ気にもなれなくて不貞寝して、晩に電話の着信音で目が覚める
臨也さんだったら用も聞かずに切ってやろうと思って不機嫌そうに電話取ったら静ちゃんからだった
電話だけで鬱々とした気分も無くなって、現金だなぁとか
代わりに1日休みくれるらしいからってまたデートの約束するんだぜ

お休みは仕事中の静ちゃんがあまりに機嫌悪かったからトムさんがもぎ取ってくれました
いつもだったらある程度待つのにトムさんの出番すらなさそうなんだぜ!

*劇とかすることになって、あからさまに抱きつくのをいやがる帝人とか

*幼稚園のとき兄弟が高校くらい
幼稚園→お迎え
 臨也乱入
小学校→授業参観
中学校→忘れ物
高校→学祭

おやつ食べるときに口元べたべたな帝人と拭ってあげる幽

「かすかおにいちゃんみてみて!」
「何かあったの?って、あれ…」
「帝人!」
「こっちだよー」
「ちょろちょろすんな」
「ふわあああ!たかーい!」

*「好きなタイプは帝人君です!」

「好きなタイプは大人しい子…かな」

(・∀・)ノ
「俺とかどう?」

「好きなタイプは紀田先生からナンパ癖を引いた人です!」
「うああああああ!何、みんななんでそんなナンパ嫌なの」
「でも先生、おしいっすよ」
「まじで!?かすってる?」
「んな感じッスよ」
「ぃよっしゃぁぁああ!」

あー軽々とお姫様だっこされそうななよっちい帝人くんもDKを軽々とお姫様だっこできそうなドタチンもご褒美でしかなくてありがとうございます公式!!!!!原作こんなだっけ!?!?!?ありがとうございます!!!
あー 他のメンツならお姫様だっこできそうなのに1人できなさそうな青葉くんも愛しい お前には!!無理だ!!! 正臣は・・・頑張ったら出来るけど長時間は無理そう・・・筋トレの域・・・なイメージ・・・
  
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